「いや、勇の突っ込みが原因だろ。」

「何を言う。俺はありのままを言ったにすぎないぞ。」

「はいはい、勇護といっちゃんの漫才が原因ってことね。」


そこにこーちゃんが来た。

自然に男クラに馴染んでるこーちゃんに、改めて凄いと思った。
俺なら女クラに堂々と入って行けない…


待ち合わせしたわけではないが、 例の如くいつものメンバーが集まり、この流れでテストの打ち上げへと繰り出した。

皆、テストから解放されて嬉しそうだ。

俺も本来なら、テストから解放されて晴れやかな気持ちでいるはずなのに…
今日に限ってはテスト結果が気になって心から楽しめない自分がいた。