こんにちは、はじめましてっ!
私、空乃瑞稀、15歳、高校2年生の自称幽霊!、なんだけどっ。
ただ今絶賛戦闘中☆(正確には違うけど!)
え、なぜかって?
色々あるんだけど、『幽霊殺しの丘』に建てられてる建物から幽霊っぽい子が落ちていくのが見えたから助けてたら戦闘になっちゃったんだよぉー。
なんでぇ?
あ、『幽霊殺しの丘』の説明ね。
名前からわかる気もするけど、この丘で人間が死ぬようなことをした幽霊は、転生もできないし成仏もできなくなるの。
本当の、無になる。
ガチで地獄らしいよ。
ちょおっとそれはよろしくないよね?
望んでるにしても、望まないにしても!
すぐに助けないと!ってなって、今ココ。
そんで、どうしてかなぁ!?
とりま霊符で風の檻出して囲ったは良いけど、あっちも霊符で武装してくるし!?
んでもって出してきた光の刀は風の檻楽々壊してるし。
あれ結構高位の術式入ってるし、書くの大変なんだけどな、とほほ…。
ほんと強すぎ!
素手で相手したら私が死んじゃう。
場所が場所だしね。
…どーしよ?
あれが壊されちゃうともう、私の持ってる武装霊符ボロ負け確定。
しょうがない、とりあえず。
「【非現実】っと。」
これで今、現し世含め全世界の時間が止まっている。
しばらくゆっくり考えてよう。
え?
この間にあの子を助ければいいって?
ざんねーん。
【非現実】を使ってる間は、どの世界の住人にもものにも関与できないんですっ!
もしできたらチートじゃん?
流石にできたらもうやってるよ。
うんうんと唸りながら頭を働かせる。
2,3分は経ったかな。
そこで、私はぴんと閃いた。
勝てないなら、眠らせれば良いんだよ!
ふふ…私ってやっぱ天才?(誰でも思いつくというコメントはお控えください。傷付きます。)
「出でよ、八岐大蛇っ!」
そう言って魔力を込めた霊符をだすと、件の幽霊少女?の方へ投げる。
でも、もちろん戦わせないよ。
家のオロちゃんは強いからねぇ、流石にあの子も負けちゃうって!
…タブンネ。
あの子は、代々うちに使えてくれているペットみたいな存在。
だから、あの子を出しちゃえば私もあの子の技を使えるようになる。
「よし、オロちゃん!【安眠砲】よろしくねっ!」
ちなみにこれは、眠れない夜にもおすすめだよ☆
ほんっとによく眠れるの!
みんな一度試してみてねっ。
で、あの子にも無事安眠をお届けできたようだし。
「家へ運んであげますか。…【非現実】解除。」
私はそっと幽霊少女を持ち上げると、オロちゃんとともにのんびり帰路につきましたとさ。
めでたしめでたし。
…とはならないからねぇ!?
私、空乃瑞稀、15歳、高校2年生の自称幽霊!、なんだけどっ。
ただ今絶賛戦闘中☆(正確には違うけど!)
え、なぜかって?
色々あるんだけど、『幽霊殺しの丘』に建てられてる建物から幽霊っぽい子が落ちていくのが見えたから助けてたら戦闘になっちゃったんだよぉー。
なんでぇ?
あ、『幽霊殺しの丘』の説明ね。
名前からわかる気もするけど、この丘で人間が死ぬようなことをした幽霊は、転生もできないし成仏もできなくなるの。
本当の、無になる。
ガチで地獄らしいよ。
ちょおっとそれはよろしくないよね?
望んでるにしても、望まないにしても!
すぐに助けないと!ってなって、今ココ。
そんで、どうしてかなぁ!?
とりま霊符で風の檻出して囲ったは良いけど、あっちも霊符で武装してくるし!?
んでもって出してきた光の刀は風の檻楽々壊してるし。
あれ結構高位の術式入ってるし、書くの大変なんだけどな、とほほ…。
ほんと強すぎ!
素手で相手したら私が死んじゃう。
場所が場所だしね。
…どーしよ?
あれが壊されちゃうともう、私の持ってる武装霊符ボロ負け確定。
しょうがない、とりあえず。
「【非現実】っと。」
これで今、現し世含め全世界の時間が止まっている。
しばらくゆっくり考えてよう。
え?
この間にあの子を助ければいいって?
ざんねーん。
【非現実】を使ってる間は、どの世界の住人にもものにも関与できないんですっ!
もしできたらチートじゃん?
流石にできたらもうやってるよ。
うんうんと唸りながら頭を働かせる。
2,3分は経ったかな。
そこで、私はぴんと閃いた。
勝てないなら、眠らせれば良いんだよ!
ふふ…私ってやっぱ天才?(誰でも思いつくというコメントはお控えください。傷付きます。)
「出でよ、八岐大蛇っ!」
そう言って魔力を込めた霊符をだすと、件の幽霊少女?の方へ投げる。
でも、もちろん戦わせないよ。
家のオロちゃんは強いからねぇ、流石にあの子も負けちゃうって!
…タブンネ。
あの子は、代々うちに使えてくれているペットみたいな存在。
だから、あの子を出しちゃえば私もあの子の技を使えるようになる。
「よし、オロちゃん!【安眠砲】よろしくねっ!」
ちなみにこれは、眠れない夜にもおすすめだよ☆
ほんっとによく眠れるの!
みんな一度試してみてねっ。
で、あの子にも無事安眠をお届けできたようだし。
「家へ運んであげますか。…【非現実】解除。」
私はそっと幽霊少女を持ち上げると、オロちゃんとともにのんびり帰路につきましたとさ。
めでたしめでたし。
…とはならないからねぇ!?