「アハハ」

「ウォウォウォウォ」

「えへへ えへへ」

 悲しんで笑って、いら立っても、プリンがあるから、幸せでいる。

 たまに鶴を折って……息抜きして、歌って踊る。

 それだけでも三人は楽しんでいる。

 三人のプリンとの日々は続いている。

 奇妙な笑い声とともに歌やダンスを歌って踊って、プリンを持って……

 プリン女子三人組は通常運転だ。

「あっ、明日のプリンどうしよう。明日の分ないわ」

 思い出したかのように果揶は二人に言う。

「いいじゃん。明日買えばいいし。今はこうしてよう」

 心愛は大丈夫、大丈夫と言ってまた踊り始める。

 奈津もふぅーいと手を挙げて、返事をしていた。

「そうだね。じゃあ、明日になってから」

 果揶は返事をして、また踊り歌う。

 この三人組はプリンから抜け出すという考えはない。

 今が楽しいという感情を大事にしている。

 プリン女子三人組の日々はまた更新していく。