余韻を感じながらドームを出ると、ちょうどおやつの時間だった。
【ねえ、パフェ食べたい】
【パフェ! いいね!】
二人でレストラン街を一周し、スイーツの品揃えが豊富な人気チェーンのカフェとパフェ専門店で迷った結果、パフェ専門店に入ることにした。
私はいちごのパフェを、高橋くんは抹茶のパフェを頼んだ。
隣のテーブルに置かれていたパフェを見て意外と大きさがあることに気づき【全部食べられるかなあ】と弱音を吐くと【泉本さんが食べられなかったら俺が食べるよ。俺、きっと2個でも余裕】と自信満々な返事が返ってきた。
薄々気付いていたけれど、高橋くんは細身な外見に反してなかなかの大食いらしい。
【うん、美味しい。やっぱり抹茶は最強】
運ばれてきたパフェを一口食べると、高橋くんはパフェ越しに満足そうに頷いた。
いちごのパフェもなかなか美味しくて、ふんだんに使われていた生クリームがそれほど甘くなかったおかげか、私もぺろっと平らげた。
