「あたしはどっちでも、登録者数取れればいいんだけど‥‥‥‥」
「‥‥‥‥!!やめろって!!」近づいてこようとするのを、必死に抵抗する。
「いーじゃん、べつに」
「よくないっ‥‥‥‥!!」気持ち悪い。そんな目で見るな。
「どーせあんたなんて、顔以外の価値ないんだしさ‥‥‥‥?」
「‥‥‥‥っ」
身体の熱が冷えていくのが分かる。
俺のこと。
そんな風に、見てたのか。
「‥‥‥‥あれ、どーしたの?」
「協力してくれる気になった‥‥‥‥?」
「‥‥‥‥っ」
「‥‥‥‥痛っ!!」
力が緩んだ隙に、明里をベッドと壁の間の隙間にねじ込む。
「‥‥‥‥ちょっと!!」やめてよ!!と声がした気がした。
それからは、あんまり覚えてない。
気が付いたら、家に帰っていた。



