「____にしてもあかりん、あたしらに彼氏見せてくれるとかマジだったんだぁ!!」


「てっきり撮影のネタかとー」


「んな訳ないじゃん!!」


「‥‥‥‥てか、ほんとにイケメンなんですけどー!!」


「かわいいー!!」


「今怒ってるから、あんまり近づくと襲われるかもよ?」


「やだー!!」明里の言葉で、俺に近づこうとしていた1人が手を引っ込める。



「え、これから撮影?」


「あ、そのつもりだったんだけどぉ、もうカメラ回してるから!!」


「‥‥‥‥え」なんで。


「マジで!?やば、もっとおしゃれして来ればよかったー!!」


「ライブ配信?」


「あ、録画だから!!後で編集する」



‥‥‥‥???



「明里」


「ん?」


「え!!マジで明里って呼ぶんだー!!」かわいいんですけど、と隣ではしゃぐ。