「あ‥‥‥‥」
朝。教室で荷物を下ろすと、扉が開いた。
「おはよ、シノちゃんっ!!」黄色が浮かぶ。
少し、表情が晴れたような気がする。
「昨日はありがとう」
「なんのことですか?」
「話、聞いてくれたからさ」はい、と袋を渡される。
「‥‥‥‥?」
「カップケーキ焼いてきたのっ!!」お礼にどうぞ!!と笑顔が返ってくる。
「あ、ありがとう‥‥‥‥ございます」そんなつもり、なかったんだけどな。
「独り言じゃ、なかったんですか」
「喋りすぎた!!」あはは、と笑って、前にある先生の机から椅子を持ってくる。
「なんでいつも、先生の椅子なんですか?」
「だってこの椅子気持ちいいんだもん!!」座ってみる?とこっちを見てくる。
「‥‥‥‥いいんですか」
「誰も見てないし、いいでしょー!!」先生も、どーせ来るの遅いし!!と笑う。
朝。教室で荷物を下ろすと、扉が開いた。
「おはよ、シノちゃんっ!!」黄色が浮かぶ。
少し、表情が晴れたような気がする。
「昨日はありがとう」
「なんのことですか?」
「話、聞いてくれたからさ」はい、と袋を渡される。
「‥‥‥‥?」
「カップケーキ焼いてきたのっ!!」お礼にどうぞ!!と笑顔が返ってくる。
「あ、ありがとう‥‥‥‥ございます」そんなつもり、なかったんだけどな。
「独り言じゃ、なかったんですか」
「喋りすぎた!!」あはは、と笑って、前にある先生の机から椅子を持ってくる。
「なんでいつも、先生の椅子なんですか?」
「だってこの椅子気持ちいいんだもん!!」座ってみる?とこっちを見てくる。
「‥‥‥‥いいんですか」
「誰も見てないし、いいでしょー!!」先生も、どーせ来るの遅いし!!と笑う。



