「東雲さーん!!」
青色の声に振り向くと、先生が「こっち来て」と合図してくる。
「あの、あとで、ちゃんと食べますね‥‥‥‥!!」桜庭君にまたお礼を言って、先生の元へ。
貰ったものは、スカートのポケットに入れた。
「なんですか?」なにかトラブルが起きたのかとヒヤヒヤする。
「あ、あのね、他の部活の人が手伝ってくれるから、東雲さんは発表終わったら、キャンバス持てる分だけ部室に置いといてくれる?」
「分かりました」さっきみたいに先生と2人で何往復もすると思ってた。
____それからしばらくして新入生歓迎会と部活発表が始まった。
ダンス部とか体操部とか、目を惹く部活だけ早めに出番があって、そのあとが私の番。
忘れていた緊張が、順番が進むにつれて大きくなっていく。
先生はあとから来るから、今は私1人だ。
大きな楽器があるような部活は向かい側の舞台袖で待機しているから、ここには運動部の人が多い。
みよりんさんも、たぶん向こうにいるんだろう。
背が高い人ばかりで、なんだか怖い。
青色の声に振り向くと、先生が「こっち来て」と合図してくる。
「あの、あとで、ちゃんと食べますね‥‥‥‥!!」桜庭君にまたお礼を言って、先生の元へ。
貰ったものは、スカートのポケットに入れた。
「なんですか?」なにかトラブルが起きたのかとヒヤヒヤする。
「あ、あのね、他の部活の人が手伝ってくれるから、東雲さんは発表終わったら、キャンバス持てる分だけ部室に置いといてくれる?」
「分かりました」さっきみたいに先生と2人で何往復もすると思ってた。
____それからしばらくして新入生歓迎会と部活発表が始まった。
ダンス部とか体操部とか、目を惹く部活だけ早めに出番があって、そのあとが私の番。
忘れていた緊張が、順番が進むにつれて大きくなっていく。
先生はあとから来るから、今は私1人だ。
大きな楽器があるような部活は向かい側の舞台袖で待機しているから、ここには運動部の人が多い。
みよりんさんも、たぶん向こうにいるんだろう。
背が高い人ばかりで、なんだか怖い。



