「それさ、いいやつだよね!?」
「‥‥‥‥え?」
「そのヘッドフォン!!」
「え、あ‥‥‥‥‥‥」これか。
「なんで、そんなこと‥‥‥‥?」
「結構最新のやつだよねって、さっきうちらで話してて________あ!!あたし、軽音部でぇ」
「あ!!みよりんだー!!」話の途中で、オレンジ色が視界に飛び込んでくる。
笑菜ちゃんの友達だったみたい。
なんだか雰囲気が似てるな、と思ってたけど、そういうことだったのか。
「シノちゃんと、仲良く出来たらなぁと思って!!」
「あ、ありがとう、ございます‥‥‥‥」
「つけたまんまで、聞こえにくくないの?」とみよりんさんが声をかけてくる。
「なにも流してませんし‥‥‥‥」
私にとってはいつものことだから、特に気にしてない。
ヘッドフォンも、音楽を聴くためじゃないし。
音を遮断するヘッドフォンにしなかったのは、なんだかもっと目立ってしまうように感じたから。
____それが結果的に目立ってしまう要因になっていることは、後悔しているけど。
今さら変えるのも変だなと思って、結局できないでいる。
「‥‥‥‥え?」
「そのヘッドフォン!!」
「え、あ‥‥‥‥‥‥」これか。
「なんで、そんなこと‥‥‥‥?」
「結構最新のやつだよねって、さっきうちらで話してて________あ!!あたし、軽音部でぇ」
「あ!!みよりんだー!!」話の途中で、オレンジ色が視界に飛び込んでくる。
笑菜ちゃんの友達だったみたい。
なんだか雰囲気が似てるな、と思ってたけど、そういうことだったのか。
「シノちゃんと、仲良く出来たらなぁと思って!!」
「あ、ありがとう、ございます‥‥‥‥」
「つけたまんまで、聞こえにくくないの?」とみよりんさんが声をかけてくる。
「なにも流してませんし‥‥‥‥」
私にとってはいつものことだから、特に気にしてない。
ヘッドフォンも、音楽を聴くためじゃないし。
音を遮断するヘッドフォンにしなかったのは、なんだかもっと目立ってしまうように感じたから。
____それが結果的に目立ってしまう要因になっていることは、後悔しているけど。
今さら変えるのも変だなと思って、結局できないでいる。



