「後ろ、向いててもいいですか‥‥‥‥?」突然現れた白い肌に、視線を逸らす。


「えー、なんで」


「恥ずかしくて‥‥‥‥」お風呂屋さんでもないのにこんな、なんか変なことしてるみたい。


「そんなん、関係ないじゃん」シノちゃんも脱いじゃえばっ!!言いながら、ガバッと私に覆い被さってくる。


「ちょっ、と、やめてくらはい‥‥‥‥!!」


「いーじゃんっ、女子同士なんだし!!」








「____や、ごめん、ほんと」


「‥‥‥‥‥‥」いきなり服脱がしてくるとか、聞いてないです。


「怒った?」


「なにか、大事なものが失われた気がして‥‥‥‥」


「おう‥‥‥‥」それは大変申し訳ない、と隣で頭を下げる。




ちゃぽんっ、とお湯が跳び跳ねる。

____まさか、お風呂に一緒に入ることになるとは。


お母さんが「一緒に入っちゃう?」とか言うから‥‥‥‥‥‥!!