「いつも作ってあるのしか、買ったことなくて‥‥‥‥」



そういう人もいるんだ。



「それに、あたしの家、ニンニク使った料理ダメでさ。人と会う仕事だからって、水餃子ばっかで」

ほんとは、家でも焼いたの食べたいんだけどさ、と笑う。




「うちは焼くけど」
食べれそう?とお母さんが言う。


「はい!!餃子とかラーメンとか、大好きなので!!」





きらきらの()

いつも見ていたのとは、少し違った。







「なんだか、楽しい。娘が2人みたいで」と山吹色がにじむ。

それを聞いてると、なんだかうれしくなる。


しばらく料理を手伝って、あとは焼くだけのところでお風呂に入ることになった。






「あの‥‥‥‥?」


「んっ?」なに?と私の方を見てくる。


「あ、もしかしてこういうのだめだった?」私からバスタオルを受け取って、首をかしげる。


「‥‥‥‥いえ」


「じゃあよかった!!」そう言ったかと思うと、すぐに服を脱ぎ始めた。


「あ、あああああのっ‥‥‥‥‥‥!!」


「だからなに?って‥‥‥‥」