「飽きるほど食べるな」言いながら、彼女の持った袋に手を突っ込んでポテトチップスをむしり取っていく。
「だって美味しくてー」勝手にとらないで!と怒っているけど、泉君は特に気にしてないみたい。
「お前それ、おれらを残飯処理に使おうとしてるだろ」
「そんなことないってー」ま、あたしが食べたいから作ったのもあるけど、とお皿に乗ったクッキーを貪る。
「どっちかにしろよ」
「しょっぱいの食べたら、甘いの食べたくならない?」
「あ、それ分かる」
「でしょー!!」
「‥‥‥‥つか、部屋変わった?」ぐるっと見渡して泉君が言う。
「そお?」
「前来たときはなんかもっと殺風景だったっつーか」
「あー、いずみんが来たときは、越してきたばっかだったからさ」段ボールだらけだったもんね、と机にノートを広げ始める。
「なんか眩しいしさ」壁にイルミネーションとか‥‥‥‥と呆れたように言う。
見渡してみると、そこここの壁にキラキラとしたものが巻き付いている。
部屋全体が白いせいで、さらに明るく見える。
「だって美味しくてー」勝手にとらないで!と怒っているけど、泉君は特に気にしてないみたい。
「お前それ、おれらを残飯処理に使おうとしてるだろ」
「そんなことないってー」ま、あたしが食べたいから作ったのもあるけど、とお皿に乗ったクッキーを貪る。
「どっちかにしろよ」
「しょっぱいの食べたら、甘いの食べたくならない?」
「あ、それ分かる」
「でしょー!!」
「‥‥‥‥つか、部屋変わった?」ぐるっと見渡して泉君が言う。
「そお?」
「前来たときはなんかもっと殺風景だったっつーか」
「あー、いずみんが来たときは、越してきたばっかだったからさ」段ボールだらけだったもんね、と机にノートを広げ始める。
「なんか眩しいしさ」壁にイルミネーションとか‥‥‥‥と呆れたように言う。
見渡してみると、そこここの壁にキラキラとしたものが巻き付いている。
部屋全体が白いせいで、さらに明るく見える。