「んなのいいから、要件言えよ」
「あ、そうだった!!」と思い出したように言う。
「みんなに、相談があるんだけど‥‥‥‥」
「なに?」
「宿題、手伝ってくれませんか!!!!」
「____やっぱりな」
「えっ、やっぱりってなに?」
「麻ちゃんがなに言うか賭けてたの」
「なにそれー!!」
「どーせ全く手つけてないんだろー」
「‥‥‥‥‥‥そうですけど」
「しゃーねーなぁ、‥‥‥‥‥‥って言いたいとこだけど、おれも部活忙しくて終わってないんだよなー」
「俺も」
「私は‥‥‥‥」
「‥‥‥‥お嬢、簡単に見せちゃダメだからね?」
「えっ!?」そろそろ終わりそうだから見せてあげようとしたの、バレたかな。
「みんなで、どっかでやる?」
「なんでそんなすぐ集まりたがるんだよ」
「いーでしょー。どーせ、冬休み中土曜は部活ないんだし」
「まあな」