「気には、なりますけど‥‥‥‥」


「話してくんないかなー」


「____そのうち、話してくれますよ」


「‥‥‥‥聞かないの?」


「え、こういうのって、聞かなきゃダメなんですか?」


「あたしは、割わりと聞いちゃうけど。
____ま、秘密主義だから聞き出せないかー」



ざーんねん、と広場のごみ入れにコロッケの袋をシュート。


すごい。









「つまんないなー」


「そうですか?」


「ま、シノちゃんは分かんないかー」
 


そのまま時間になって、笑菜ちゃんはバイトに向かっていった。

声、色が濃かった。





私、なんか悪いこと、言ったかな‥‥‥‥?