__麻美と友達でいたい。
彼女が私をどう思っているかよりも、大切なのは自分の想い。それを伝えられる時に伝えなければ、後悔すると思い知らされた。
「私は麻美のことが好きだから、これからも麻美と友達でいたい」
「……優花ちゃん」
瞳を揺らす麻美に向かって「これからも、友達でいてくれる?」と、尋ねる。
“__何か、惹かれるの”
最初に出会った頃、麻美はそう言ってくれた。それは私達にとって充分すぎる理由だった。
「……当たり前じゃない」と、泣きそうな声でくしゃりと笑う麻美の手を握る。その熱が私達が今生きていることを教えてくれる。
「行こっか!」
「うん!」
1400年という時を経て私達はこうしてまた巡り合えた。それがどんなに長い歳月だとしても、こうして迷うことなく。
だからきっと、皇子にも皆にもまた会えると信じている。
__この未来で私は今日も明日も生きて行く。 また、キミに逢うために……。
彼女が私をどう思っているかよりも、大切なのは自分の想い。それを伝えられる時に伝えなければ、後悔すると思い知らされた。
「私は麻美のことが好きだから、これからも麻美と友達でいたい」
「……優花ちゃん」
瞳を揺らす麻美に向かって「これからも、友達でいてくれる?」と、尋ねる。
“__何か、惹かれるの”
最初に出会った頃、麻美はそう言ってくれた。それは私達にとって充分すぎる理由だった。
「……当たり前じゃない」と、泣きそうな声でくしゃりと笑う麻美の手を握る。その熱が私達が今生きていることを教えてくれる。
「行こっか!」
「うん!」
1400年という時を経て私達はこうしてまた巡り合えた。それがどんなに長い歳月だとしても、こうして迷うことなく。
だからきっと、皇子にも皆にもまた会えると信じている。
__この未来で私は今日も明日も生きて行く。 また、キミに逢うために……。