しばらくすると、あおが教室に戻って来た。

「ごめん、遅くなった。」

『大丈夫だよ、お疲れ。』

俺はジュースをあおに手渡した。

「ありがと、めっちゃ忙しかった。」

『うんうん、あおのとこ行ったらびっくりした。凄かったな。』

2人で、いただきますして焼きそばを食べ始めた。
塩とソース味の半分ずつになってて美味しい。

「どう?」

『めっちゃ美味しい。焼きそば楽しみにしてたんだ。』

「よかった、焼いてる時、めっちゃ暑かったー。」

珍しく、あおは汗が滲んでいて、持ってハンカチで汗を拭いてあげる。