むしろ親睦会でまでいつもの調子で絡んで来られたらさすがに疲れてしまうし。そもそも行かない予定だし!
と、自分の思考回路に混乱しつつつも視線は詠斗が選んだ箸に釘付けになった。
詠斗が一気に箸を引き抜いたと同時にそこに青色が塗られているのが見えて心の中がスッと冷たくなってしまった。
詠斗と同じ青色を引いたクラスメートが喜んでいる。
一緒になれなかった……。
燐音は自分の箸をジッと見つめたあと、机に突っ伏したのだった。
と、自分の思考回路に混乱しつつつも視線は詠斗が選んだ箸に釘付けになった。
詠斗が一気に箸を引き抜いたと同時にそこに青色が塗られているのが見えて心の中がスッと冷たくなってしまった。
詠斗と同じ青色を引いたクラスメートが喜んでいる。
一緒になれなかった……。
燐音は自分の箸をジッと見つめたあと、机に突っ伏したのだった。