☆☆☆
子猫がやってきた翌日には放課後時間が開いている燐音がコンビニへ寄って、餌を買ってきた。
昨日話題に上がっていた猫用のお菓子は細長いビニールに入っていて、中は柔らかなペースト状になったお菓子が入っている。
「ほら、お菓子買ってきたぞ」
部屋に入ると部屋の隅っこでひざ掛けにくるまって小さくなっていた子猫がすぐに駆け寄ってきた。
シャワーを浴びた後は警戒心をむき出しにしていたけれど、今朝ミルクをあげたらすぐに機嫌を直してくれたのだ。
子猫はトテトテとたどたどしい足取りで燐音に近づいてくると「ミャア」と一声鳴いた。
その声が可愛くて頬が自然と緩んできてしまう。
燐音はすぐに自分の荷物を畳の上に置いてあぐらをかいた。
子猫は燐音のあぐらの間に入ってきてくんくんと鼻を寄せてくる。
お菓子という単語を知っているのか、しきりに探しているようだ。
「わかったわかった」
子猫がやってきた翌日には放課後時間が開いている燐音がコンビニへ寄って、餌を買ってきた。
昨日話題に上がっていた猫用のお菓子は細長いビニールに入っていて、中は柔らかなペースト状になったお菓子が入っている。
「ほら、お菓子買ってきたぞ」
部屋に入ると部屋の隅っこでひざ掛けにくるまって小さくなっていた子猫がすぐに駆け寄ってきた。
シャワーを浴びた後は警戒心をむき出しにしていたけれど、今朝ミルクをあげたらすぐに機嫌を直してくれたのだ。
子猫はトテトテとたどたどしい足取りで燐音に近づいてくると「ミャア」と一声鳴いた。
その声が可愛くて頬が自然と緩んできてしまう。
燐音はすぐに自分の荷物を畳の上に置いてあぐらをかいた。
子猫は燐音のあぐらの間に入ってきてくんくんと鼻を寄せてくる。
お菓子という単語を知っているのか、しきりに探しているようだ。
「わかったわかった」