ふたりで秘密のプリクラを撮影したあと、百均へ行ってお目当てのメガネを購入した。
でも、今回は赤縁メガネで一見ちょっとおしゃれな感じだ。
これだと顔の雰囲気が変わってしまうけれど、詠斗が選んでくれたから断ることができなかった。
「あれ? そのメガネいいじゃん」
メガネを新調した翌日には、さっそく京介と克也が声をかけてきた。
「へ、変じゃないかな?」
「すっげぇ似合ってる。それだとそんなに陰キャじゃないように見えるし、いいんじゃね?」
と、京介が絶賛してくれたのでなんだか嬉しくなる。
「京介ってメガネ好き? それなら俺もかけようかなぁ」
「はぁ? 克也はそのままでも十分可愛いっつの」
あっという間に燐音の存在など忘れてふたりの世界に入り込んでしまった。
付き合い始めたばかりのカップルは熱々で、ふたりの関係を知らない生徒は今やいなくなっていた。
でも、今回は赤縁メガネで一見ちょっとおしゃれな感じだ。
これだと顔の雰囲気が変わってしまうけれど、詠斗が選んでくれたから断ることができなかった。
「あれ? そのメガネいいじゃん」
メガネを新調した翌日には、さっそく京介と克也が声をかけてきた。
「へ、変じゃないかな?」
「すっげぇ似合ってる。それだとそんなに陰キャじゃないように見えるし、いいんじゃね?」
と、京介が絶賛してくれたのでなんだか嬉しくなる。
「京介ってメガネ好き? それなら俺もかけようかなぁ」
「はぁ? 克也はそのままでも十分可愛いっつの」
あっという間に燐音の存在など忘れてふたりの世界に入り込んでしまった。
付き合い始めたばかりのカップルは熱々で、ふたりの関係を知らない生徒は今やいなくなっていた。