身が焼けるような思いでしょう?

その純粋さが、澄み渡った明るさが、私には毒でしかない。



なぜ苦しむのか。なぜ私は教え子である小学生たちの笑顔に苦しみを覚えるのか。



対比だ。



子供たちは未来に向かって、曇りなき眼で日々を生きる。

まるでこの世には影など存在しないかのように。



だが、我々指導塾講師どもは、その未来に向かう思いから利益を得て生きながらえている。決して裕福ではない家庭からも、関係なしに生き血を吸う。財か意志が干からびるまで。



だからこそ、子供たちを目の前にすると自分自身の醜さに苦しみを覚える。

そんな目で私を見ないでほしい。そっちの人のこともだ。いやそっちの人はいいか。

どうやら自覚がない。



太陽の光を浴びるのは、もうこれきりにしよう。

私が干からびるほうが

きっとマシでしょう