...........................って、
こんな話し、直生くんにしたから何だって話しだけど。



「だっ、だからね!
私、少しぐらい不安でも章生くんと一緒にいるよ」



分かってる、〝同情〟で、
一緒にいてくれてるかもしれないことぐらい。



だって、私の〝父親〟は誰か分からなくて。



それもあって、イジメられてた学生時代。



怖かったんだもん、1人になるのが.........っ。



だから、優しくしてくれる章生くんと一緒にいた。



ただ、それだけで、
結婚まで決まるなんて思ってなかったけど............



「............っ、ぅ、あっ、あれ?」



ぐるぐる考えてたら、溢れてきた涙。