「パーティーにはパーティー用の服がありますので大丈夫です」
と、謙虚そうに笑う私。さすが私。演技力あるかもしれない。
主演女優賞取れるわ。
「そ、そうですかきれいな服でないと四条家に泥を塗ることになりますのでちゃんとした服で来てくださいね」
「わかってますわ」
おほほほ…と笑う。こういう環境にいると主人公みたいに謙虚な可愛い女の子みたいになるんだろうけれど
私はならなかったという悲劇。