夢の続きをきみと一緒に

青春・恋愛

香秋ちひろ/著
夢の続きをきみと一緒に
作品番号
1732959
最終更新
2024/08/30
総文字数
6,440
ページ数
1ページ
ステータス
完結
いいね数
2
あらすじ
高校二年生の涼真(りょうま)は、夏休みに入ってから毎日同じ夢を見るようになる。
 見知らぬ町の河川敷。自分に向かって微笑む女の子の姿。
女の子は涼真に向かってなにか言おうとするが、涼真はその言葉を聞きとれないまま、いつも夢から覚めてしまう。
 友人からは「前世の記憶じゃねーの?」と面白がられるが、ある日、涼真はその夢の場所が実在する可能性があると聞かされて……!?

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この作品の感想ノート

 最初、夢の正体が記憶喪失した過去の思い出か、主人公の友だちが言う通り前世の記憶なのかと思っていました。しかし、その記憶は夢の中に出てきた女の子の恋人のものだと知った時はとても驚きました。水族館の記事も伏線だったんだなと読み返して気づきました。水族館に行こうと女の子に提案するところでこのお話は終わってしまうのですが、水族館に行くことで、二人の仲が深まって、恋人関係に発展するのでは、と想像せずにはいられませんでした。もし恋人になったとしたら、女の子には主人公のことを元彼としてではなく、ちゃんと主人公として見てほしいなと思いました。香秋ちひろさん、素敵な物語を書いてくださりありがとうございました。

2024/08/29 11:35

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