夏と花火と大嫌いだった君
青春・恋愛
完
0
川口紫苑/著
- 作品番号
- 1731893
- 最終更新
- 2024/09/06
- 総文字数
- 120,678
- ページ数
- 2ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 0
- ランクイン履歴
-
青春・恋愛40位(2024/09/13)
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-
青春・恋愛40位(2024/09/13)
一瞬で、俺は恋に落ちた。膝の力が抜けたかのように、誰かに矢を撃ち抜かれたように、ストンと。
何より君の素直な優しさと、周りを巻き込んでしまうような花笑みに心を惹かれた。
俺は君の周りにいつも光りが見えていた。虹色の美しい光が。
でもその恋は叶わないと思ってた。俺は家族関係も人間関係もすべて駄目だった。何をしても、物事が良い方向を選んでくれることはなかった。
何もかもがどうでも良くなって、気づいたら一人になっていた。
-死のうかな。
自分のことが嫌いすぎて、生きてることすら嫌になって、酷い時にはそう思ったこともあった。こんな人生なら死んだほうがマシだと思った。
でも死ねなくなった。死のうと二度と思わなくなった。
君が俺に手を差し伸べてくれて、君のことを好きになってしまったから。
何より君の素直な優しさと、周りを巻き込んでしまうような花笑みに心を惹かれた。
俺は君の周りにいつも光りが見えていた。虹色の美しい光が。
でもその恋は叶わないと思ってた。俺は家族関係も人間関係もすべて駄目だった。何をしても、物事が良い方向を選んでくれることはなかった。
何もかもがどうでも良くなって、気づいたら一人になっていた。
-死のうかな。
自分のことが嫌いすぎて、生きてることすら嫌になって、酷い時にはそう思ったこともあった。こんな人生なら死んだほうがマシだと思った。
でも死ねなくなった。死のうと二度と思わなくなった。
君が俺に手を差し伸べてくれて、君のことを好きになってしまったから。
- あらすじ
- 小学生の頃にある理由で大好きだった家族、友達、誰のことも好きになれなくなった高校一年生の山隅恒星。そんな彼は夏休み直前にクラスの人気者、美乃鳥輝麗と話すようになり、恋という感情が実ってしまう。そんな彼女に思い切って花火大会に誘ったが、誰もが想像していない悲劇が訪れてしまった。涙なしでは読めない感動恋愛物語が幕を開ける!!
目次
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