おかしいな、おかしいよね……?
今日は結局、体調が良くなったから自転車で陽向くんと一緒に帰った。そして僕が無事に家の中に入ったのを見届けると陽向くんはバイトをしているカフェに向かった。
そこまではおかしくなかったと思う。
バイトを終えた陽向くんが夜に、バイト先の白いプリンのお土産を僕に渡すため、家に来てくれた。
そして今ちょっとだけ、うさぎのもっふんちゃまを作ろうって話になって、一緒に作業をしている。
何がおかしいのかというと、保健室に迎えに来てくれた時まで僕からずっと目をそらしていた陽向くんは今、ずっと僕を見つめてきている。しかも陽向くんは一切作業をしていない。強い視線が突き刺さってきて、僕は作業に集中できないし、陽向くんの顔がみれない。
目をそらしてきたり、ずっと見てきたり。
僕はどうしたらいいのか、分からない。
とりあえず僕は、ニードルから目を離さずに無言でうさぎのもっふんちゃまの耳をチクチクしていた。
今日は結局、体調が良くなったから自転車で陽向くんと一緒に帰った。そして僕が無事に家の中に入ったのを見届けると陽向くんはバイトをしているカフェに向かった。
そこまではおかしくなかったと思う。
バイトを終えた陽向くんが夜に、バイト先の白いプリンのお土産を僕に渡すため、家に来てくれた。
そして今ちょっとだけ、うさぎのもっふんちゃまを作ろうって話になって、一緒に作業をしている。
何がおかしいのかというと、保健室に迎えに来てくれた時まで僕からずっと目をそらしていた陽向くんは今、ずっと僕を見つめてきている。しかも陽向くんは一切作業をしていない。強い視線が突き刺さってきて、僕は作業に集中できないし、陽向くんの顔がみれない。
目をそらしてきたり、ずっと見てきたり。
僕はどうしたらいいのか、分からない。
とりあえず僕は、ニードルから目を離さずに無言でうさぎのもっふんちゃまの耳をチクチクしていた。