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ノベマではエッセイをもう一つ公開中です。
『音楽に恋して』
極上の歌と演奏をご紹介していますので、是非ご覧になってください。
また、小説8作品を公開中です。
色々なタイプの小説を公開していますし、旅やグルメ、ワインなどの話も出てきますので、こちらも是非ご覧になってください。
これからもヨーロッパの素敵な街をご紹介してまいります。
(次回は『アルザス・ワイン街道の終点の街』『EUの首都とも呼ばれるフランス東部の中心都市』をご紹介する予定です)
楽しみにお待ちいただければ幸いです。
あなたの今日と明日が素敵な一日でありますように!
✧ 光り輝く未来 ✧
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『ヨーロッパに恋して』
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第4回『ストラスブール(フランス)』
今回は、“EUの首都”とも呼ばれ、ドイツ語で“街道の街”を意味するフランス東部の中心都市『ストラスブール』をご紹介します。
欧州議会や欧州評議会、欧州人権裁判所など15の国際機関が設置されているストラスブールの人口は約27万人(近郊を含む都市圏人口は46万人)で、パリの真東500kmに位置するフランス第7番目の都市です。
因みに、フランスで最大の都市はパリで、人口1,100万人(都市圏人口)。
2位はリヨンで、230万人(同)。
3位はマルセイユで、170万人(同)。
4位はトゥールーズで、130万人(同)。
5位はリールで、120万人(同)となっています。
ストラスブールはドイツとの国境に位置するために交通の要衝となり、交易を中心に中世の時代から大いに栄えた街です。
そのため、その立地の重要性からフランスとドイツが奪い合い、目まぐるしく支配国家が変わりました。
紀元前1500年頃からフランスの古名であるガリアが支配していましたが、ローマ帝国やフランク王国の支配下に置かれたあと、14世紀に神聖ローマ帝国(ドイツ)の領土になりました。
その後、17世紀にプロテスタントとカトリックの対立をもとに勃発した30年戦争を経てフランスの領土に戻りますが、ドイツ統一を目指すプロイセンとそれを阻もうとするフランスが戦った普仏戦争でフランスが破れると、またドイツの領土となりました。
その後、第一次世界大戦で勝利した連合国軍側のフランスはヴェルサイユ条約により取り戻すことになりますが、第二次世界大戦中は再度ドイツのものとなります。
しかし、ドイツの敗戦によってまたフランスに戻ることになり、今の形になりました。
その度にフランス語→ドイツ語→フランス語→ドイツ語ということを繰り返してきたのです。
住民の苦労は並大抵のものではなかったと思います。
話を戻します。
コルマールから電車に乗ると、30分でストラスブール駅に到着します。歴史を感じさせる古い駅舎ですが、外に出るとびっくりします。巨大宇宙船が降り立ったような外観なのです。
1883年に開設された歴史ある駅舎を壊さないように、2007年に正面の入り口だけを覆ったということですが、それは、TGVの開通に合わせるためでした。
フランスが誇るTGVが停車するモダンな駅を目指したのでしょう。
その意図は見事に果たされ、そのデザインに観光客は目を奪われていました。
因みに、TGVとは、高速列車を意味するフランス語「(le) Train a Grande Vitesse」の頭文字を取ったもので、フランス全域と、フランス国外の各都市(ブリュッセルやルクセンブルク、フランクフルト、ミュンヘン、ミラノ、バルセロナなど)を結んでいます。
その最高速度は試験レベルで574.8kmと、新幹線の試験記録443㎞を超えています。
但し、日本は今後リニアモーターカーが登場する予定なので、開業すれば、試験記録603㎞、営業速度500㎞と、世界NO.1の座に返り咲く可能性があります。
話を戻します。
私が乗ったTGVは遅いタイプ(
こだまのような感じ?)だったのか、超高速ではありませんでしたが、その分、景色を見る楽しみがありました。
駅を離れると、すぐに田園風景に変わりました。
そこで思い出しました。
フランスが農業大国であったことを。
フランスといえばファッションやブランド、観光に目が行きがちですが、実は、農業大国でもあります。
農産物の輸出額が世界第5位なのです。
因みに1位はアメリカ、2位はオランダ、3位はドイツ、4位はブラジルです。
その農地面積は広大で、国土の半分を占め、EUの農地の16%と、EU最大の農地面積を誇っています。
主要な農産物は小麦、大麦、トウモロコシとなっています。
さて、ストラスブールに話を戻します。
観光名所は「グランディル(大きな島)」と呼ばれる旧市街に集中しており、1998年に世界遺産として登録されています。
ラテン文化とゲルマン文化の融合が評価されたようです。
その旧市街で最も目を引くのが「ノートルダム大聖堂」です。
ゴシック建築の傑作と言われており、1176~1439年にかけて建造されました。
高いです。
142m。
余りの高さに全体像が撮影できないほどで、教会としては世界で6番目の高さを誇っているようです。
しかも、ただ高いだけではありません。
とても精緻に作られており、その芸術性には目を見張ります。
内部の装飾も素晴らしく、一つ一つにため息が出たほどでした。
ノートルダム大聖堂を出て向かったのは、「プティット・フランス(小さなフランス)」と呼ばれる地区です。
木組の家々の間に4本の運河が流れており、その一帯にゼラニウムなどの花々が咲き誇り、絵に描いたような景色に見とれてしまいました。
運河沿いを歩いていると、船着き場を見つけました。
多くの人が乗船して出航を待っています。
出航した船は運河最大の名所に向かいます。
遠くに大聖堂を眺められる、古のムード漂うスポットです。
水面に橋や建物、木々が映り、余りの美しさに感動のため息が出そうになるほどでした。
そこを近代的な観光船が通り過ぎます。
でも違和感はなく、古の建造物とのコントラストが以外にも調和し、独特のムードを醸し出していました。
以上で、ストラスブールのご紹介を終えて、アルザス・ワイン街道の最終回とさせていただきます。
コルマール、リクヴィール、リボーヴィレ、ストラスブールと巡ってきましたが、どこも素晴らしく、あっという間に時間が過ぎていきました。
そのどれもが素晴らしい景色や街並みでしたが、出会った人たちの温かさにも感動しました。
バスの運転手さんとの会話をご紹介しましたが、実は、自由の女神像を撮るために座席でカメラを構えていると、自由の女神像が設置されているロータリーを2回も回ってくれたのです。観光バスではなく、普通の路面バスでこんな温かいサービスをしてもらえるなんて信じられませんでした。「もう一度回ってあげるから焦らないできれいに撮ってね」「楽しい思い出を作ってね」という運転手さんの優しい気持ちが伝わってきて、ジ~ンとしてしまいました。
花々が咲き乱れる旧市街。
美味しい料理とワイン。
優しく温かい人々。
素晴らしいひと時を過ごすことができました。
ありがとう、コルマール。
ありがとう、リクヴィール。
ありがとう、リボーヴィレ。
ありがとう、ストラスブール。
ありがとう、アルザス・ワイン街道。
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ノベマではエッセイをもう二つ公開中です。
『音楽に恋して』と『本に恋して』です。
極上の歌と演奏、そして素敵な本をご紹介していますので、是非ご覧になってください。
また、小説8作品を公開中です。
色々なタイプの小説を公開していますし、旅やグルメ、ワインなどの話も出てきますので、こちらも是非ご覧になってください。
これからもヨーロッパの素敵な街をご紹介してまいります。
(次回はポルトガルのリスボンをご紹介する予定です)
楽しみにお待ちいただければ幸いです。
あなたの今日と明日が素敵な一日でありますように!
✧ 光り輝く未来 ✧
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『ヨーロッパに恋して』
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第5回『リスボン(ポルトガル)』
今回は、ポルトガルの首都であり、ヨーロッパ大陸最西端の首都でもある『リスボン』をご紹介します。
人口は50万人強ですが、近郊を含めると約300万人が暮らしている一大都市圏です。
日本からは、成田空港からパリまで約12時間、飛行機を乗り換えて、パリからリスボンまで1時間30分でした。
夜遅く着く便で、結構疲れていましたが、窓から見る夜景が滅茶苦茶キレイで(ダイヤモンドを散りばめたような美しさで)、疲れが一気に吹き飛んだくらいでした。
それからバスに乗って市の中心部へ向かったのですが、バスの運転手が女性というだけでなく、その子供が同乗していたので少し驚きました。
子供をバスで遊ばせながら仕事をしているのです。
日本ではあり得ない光景ですが、たくましく生きる女性の姿に感動を覚えました。
また、その子供が乗客とすぐに友達になって笑顔を振りまいている姿が微笑ましく、初めてのポルトガルで緊張していた心がいっぺんに緩みました。
翌朝、散歩をしていると、海と間違えるほどの大きな川が見えてきました。テージョ川です。スペインではタホ川と呼ばれているようですが、イベリア半島最長の川で、その長さは1,000㎞を超え、流域面積は8万㎢に及びます。
リスボンはそのテージョ川に沿って発達してきた街で、川の青さとオレンジの屋根のコントラストが本当に素敵です。
街を歩くと、色々なところに歴史を感じる建造物があり、見飽きることがありません。
バイシャ地区、アルファマ地区、バイロ・アルト地区、ベレン地区など、見所がいっぱいです。
・バイシャ地区……"低い土地”という意味で、商店やレストラン、土産物店などが軒を連ねるリスボンで最も賑やかな繁華街です。
・アルファマ地区……バイシャ地区の東側に広がる下町です。リスボンで最も古い町並みを残す人気の高い観光名所で、歴史のある教会などが多い場所です。
・バイロ・アルト地区……″高い地区”という意味で、バイシャ地区の西側に広がる丘の上にあります。ファドハウスやレストラン、バーが多く、週末の夜は若者たちで賑わいます。
・ベレン地区……リスボンの中心街からテージョ川沿いに6㎞ほど西にあるところで、ジェロニモス修道院や国立考古学博物館、海洋博物館、国立馬車博物館、発見のモニュメント、ベレンの塔など、見所のとても多い場所です。
ところで、リスボンと言えばレトロな市電です。
石畳の狭い道路を軋みながらゴトゴトと走りますが、見ても乗っても情緒満点。
リスボンに来たな~という感じです。
乗ってみました。
こんなに狭いところを通って大丈夫なのかと思うほどで、その中を反対側から来た電車とすれ違うのですが、余りの近さに思わず息を呑んでしまいました。
車内はこんな感じです。とてもレトロで、気持ちがほっこりしてきます。
リスボンの対岸へ船で渡ってみました。
カシーリャスです。
10分ほどで着きます。
港に下りて右へ川沿いに歩くと、古い倉庫街が現れ、かなり長い距離を歩いた先に、お洒落なレストランがあります。
PONT FINALです。
突き当り、もしくは、究極の場所、という意味でしょうか。
抜群のロケーションにある、知る人ぞ知るといった感じのお店です。
目の前には海と間違えるほどの大河、テージョ川が広がり、空と川の青が一つに溶け合って、吸い込まれそうな錯覚に陥るほどです。
海鮮鍋を注文しました。
リスボンは河口に広がる街だけあって海の幸が豊富で、鮟鱇(あんこう)や伊勢海老がよく獲れ、そのこともあって海鮮鍋が有名なのです。
それに合わせるのが、ヴィーニュ・ヴェルデ。
緑のワインと呼ばれている出来立ての微発泡ワインで、アルコール濃度が低いために飲みやすく、クイクイいけます。
もちろん海鮮鍋との相性は抜群で、正に、マリアージュです。
こちらは別のお店で食べた海鮮鍋ですが、伊勢海老の出汁がよく出ていて、最高においしかったです。
一緒に頼んだイワシの炭焼きも美味でした。
ヴィーニョ・ヴェルデが余りにもおいしかったので、食後酒が飲みたくなり、リスボンに戻った後、「ポートワイン協会」へ行ってきました。(食事をしてから時間が経っているので食後酒とは言えないかもしれませんが)
年代物のポートワインが棚にズラッと並んでいます。
どうせ飲むなら熟成した古いものということで、メニューにある最古のものをグラスで注文しました。
1963年の白と1967年の赤です。
50年を超える熟成を経た味は、なんともまろやかで、しばし悠久の時の流れに想いを馳せてしまいました。
それに、口の中の余韻が素晴らしく、まったりとしたままその場から動けなくなりました。