学校帰り、いつもの店に行った。
静かなカフェだからテスト期間の勉強にはピッタリで好きな店だ。
けど、今日は普通に期間限定のデザートを食べにきた。
「いらっしゃいませー。」
キッチンにいたから顔は見えなかったけれど、いつもと違う店員さんだった。
近くにあった席に座り、メニュー表を開いた。
すぐに目当ての食べ物が見つかった。
「すみません、このいちごとバナナのチョコあえパフェ2つお願いします。」
「分かりました、少々お待ちください。」
来たのは見たことのない店員さんだった。
身長は小さく、俺の中学校の制服を着ていたから女子中学生なのだろうか。
俺が中学生の時なんてそこら辺で悪ふざけをしていたのに最近の子は真面目なんだな。
「悠太、あの子スッゲー可愛くね?」
「あ、あぁ、そうだな。なんか太陽みたい。」
俺は彼女の事を“太陽みたい”と自然と表現していた。
「失礼します、いちごとバナナのチョコあえパフェ2つです。」
「あ、ありがとうございます。」
あ、まって可愛い。なんか太陽みたいでずっと目で追っちゃう。
女子にこんな事思ったの初めてだ。
「悠太、お前どうした?顔、ありえないぐらい真っ赤だぞ?」
「う、うっせーな。高橋っ!」
「もー、なぁ、前から言ってるけどよぉ苗字で呼ぶなって言ったじゃん。」
「分かったって、七瀬でいいか。」
「おう。」
あー,考えちゃう、さっきの店員さんの事を。
もう自分が嫌になるぐらい彼女が気になってしまう。
「うぉー!なぁ、いちごとバナナだけじゃなくりんごも入ってるぞっ!」
「本当だ。七瀬、俺さ、恋っていうやつしたかもしれない」
「は?お前が恋だって?ありえねー。お前、出来た彼女、一回も好きになった事ねぇーんだろ?」
「それは女子の方から告白してきたから…」
「言い訳か?悠太くんよぉー?」
好きだ、本当に
人を好きになるってどういう気持ちか分からなかった
恋って誰かを好きになるってこんな気持ちのことなのか…?
静かなカフェだからテスト期間の勉強にはピッタリで好きな店だ。
けど、今日は普通に期間限定のデザートを食べにきた。
「いらっしゃいませー。」
キッチンにいたから顔は見えなかったけれど、いつもと違う店員さんだった。
近くにあった席に座り、メニュー表を開いた。
すぐに目当ての食べ物が見つかった。
「すみません、このいちごとバナナのチョコあえパフェ2つお願いします。」
「分かりました、少々お待ちください。」
来たのは見たことのない店員さんだった。
身長は小さく、俺の中学校の制服を着ていたから女子中学生なのだろうか。
俺が中学生の時なんてそこら辺で悪ふざけをしていたのに最近の子は真面目なんだな。
「悠太、あの子スッゲー可愛くね?」
「あ、あぁ、そうだな。なんか太陽みたい。」
俺は彼女の事を“太陽みたい”と自然と表現していた。
「失礼します、いちごとバナナのチョコあえパフェ2つです。」
「あ、ありがとうございます。」
あ、まって可愛い。なんか太陽みたいでずっと目で追っちゃう。
女子にこんな事思ったの初めてだ。
「悠太、お前どうした?顔、ありえないぐらい真っ赤だぞ?」
「う、うっせーな。高橋っ!」
「もー、なぁ、前から言ってるけどよぉ苗字で呼ぶなって言ったじゃん。」
「分かったって、七瀬でいいか。」
「おう。」
あー,考えちゃう、さっきの店員さんの事を。
もう自分が嫌になるぐらい彼女が気になってしまう。
「うぉー!なぁ、いちごとバナナだけじゃなくりんごも入ってるぞっ!」
「本当だ。七瀬、俺さ、恋っていうやつしたかもしれない」
「は?お前が恋だって?ありえねー。お前、出来た彼女、一回も好きになった事ねぇーんだろ?」
「それは女子の方から告白してきたから…」
「言い訳か?悠太くんよぉー?」
好きだ、本当に
人を好きになるってどういう気持ちか分からなかった
恋って誰かを好きになるってこんな気持ちのことなのか…?