感想ノート
-
芽雨りこ 2024/10/30 13:26
りこさん🍅
最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。
そのうえ素敵なご感想まで頂戴し、嬉し過ぎて涙が出ました。
抗えない運命に対して、諦めにも近い決意を持って入学した未来。様々な人との関わりで成長していく未来の心を中心に描いてきました。私の思いを汲み取ってくださり、本当に嬉しい限りです。
死ぬと分かりつつも、死にたくないと抗う。その感情を繰り返す中で葛藤しながら、他者と関わり現実を受け入れていく未来と佐藤の2人。
一緒に死ぬと言いつつ、相手には長生きして欲しい。その複雑な思いの中で、最期くらいは2人に幸せを感じて旅立って欲しいという思いを込めています。来世は、アリでも良い(笑)普段なら「何言っているんだ」と笑い飛ばすような会話ですら、2人とっては大切な会話。記憶がほとんど無くなっていた佐藤にとって、未来と感じる何気ない人生の幸せでした。
拙作から様々な思いや感情を抱いて頂けたこと、本当に嬉しく思います。
頂戴したご感想を胸に刻み、またマイペースに活動を頑張って参ります。
感謝してもしきれません。
この度は本当にありがとうございました。作者からの返信 2024/10/30 17:24
お疲れ様です。
僭越ながら感想を残させて頂きます。
とても儚く可憐で力強い作品でした。
あと僅かな余命、しかし特異な病気から、余り実感の沸かないミク。そのミク視点だからこそ、序盤は、当たり障りない日常の中に訪れた、明るくポジティブな佐藤先生との微笑ましいやり取り。
二人だけの秘密も共有することで、必然的にもっと深い想いに変わりつつある中で、佐藤先生にも訪れた悲運。二人だけの秘密はより深くなり、記憶の欠落というおどろおどろしい足音に怯えつつも、互いに自分よりも、相手を慮るその優しさと、愛しさから、人の強さを、繋がりの強さを感じて、胸が苦しくなると同時に、温かく満たされた気持ちになりました。
二人を取り巻く人達も、それぞれが、志しや後悔を持ち、すれ違いを続けながらも葛藤していく様は、上記の強さに対して、人のどうにもならない微力さをひしひしと感じさせられたように思いました。
どんなに病気が進行したとしても、最期の最期まで、互いの記憶は残っていて、お互いにどれだけ大切な記憶として、人として、心臓として刻まれてのかが読み取れて、二人の運命を思うと胸が締め付けられました。
二人一緒に死ぬ…………。それも予想外の展開で。
最期は救われたように旅立った二人を見てれ、少し
ホッとした気持ちと、どうか来世では、例えアリでも(笑)幸せになって欲しいです。
病気を知らなかったクラスメイト。友人を作ることを拒んだミク。人対しての無関心。そして関心を持ってくれた佐藤先生。友人と兄を失った、ナベ先生と戸野くんの後悔から成るお節介。いつも明るく接してくれた朱音さん。距離を置いた両親。
こういった人の複雑な繋がりが、けしてフィクションのものではなく、今ある繋がりをもっと大切にしていきたいと思わせてくれる、素敵な作品でした!
長くなりましたが、素敵なお時間をありがとうございました!✨✨
これからもご無理のない範囲での活動、頑張って下さい!🍅