数十分待っていると自分たちのグループが呼ばれた。校庭に行くと担当教師がいて説明を聞いた。(そこにある機械に手をかざせそしたらクラスと魔力量が自動で言い渡されるから終わったやつから言われたクラスに移動しろ1年生たちのクラスは2階にあるからな忘れるなよ)と説明された。前の人たちの測定が終わり自分の番が回ってきた機械に手をかざすとピピと音が鳴り(アナタノクラスハ、Eクラスデス、マリョクリョウハセンデス)と機械から言われた。ふむ魔力量は1000か。平均が1万くらいだからそう考えるとクソ低いやんけこれと心で思いながら言われたクラスに移動した。
クラスに移動してきた俺は、黒板に書いている自分の席に移動し座って外の景色を見ていると先生が入ってきた。(みなさん初めまして私が担任のベレス・マーガレットです。ベレス先生でも、マーガレット先生でも好きに呼んでください。ちなみに私の能力は、大地を操る能力です。一応世界百桀の1人です)世界百傑、能力者の中の頂点とも言われている存在。周りにバレないようにスマホで調べるとマーガレット先生の順位は、28位だった。結構上位だなと思いながらスマホをポケットにしまった。すると先生が(ではみなさん今から順に自己紹介をしていきましょう)と言った。俺の席は窓側の一番後ろなのでなにを言おうか考えていると、みんな自分の名前と能力を言っていることに気づいたこれ俺も言わなきゃいけない流れじゃと思いながら皆んなの自己紹介を聞いていた。(では最後にリクくんお願いします)と先生が言うとクラスメイトたちが俺を一斉に見た。(えーどうも七瀬リクです。能力は持っていないです。えーお願いします)と自己紹介を終え席に座ると周りからヒソヒソと話しているのが聞こえた。(アイツ無能力者なの?やばー)、(よくこの学校これたね)と聞こえた。ヒソヒソと言われたり、後ろ指を指されたりするのはなれている。入学早々クラスメイトに邪険に扱われてしまったがまあいいか。と楽観的に考えていた。先生からの連絡事項を聞いてその日の学校が終わった。学校が終わるや否やクラスメイトの声がクラス中に響いた。家に帰ろうと思ったが,そういえばこの学校の寮に住むことになってるんだっけと思い出し寮に向かった。