最近、時雨くんが何だか可笑しい。
倒れた日から時雨くんは私と関わらなくなった。憑き物退治にも参加しないし、、、どうしたんだろう?
「てことで、占ってみるね!」
『お、おぉ、、、』
(兄さま、こんなことで占うなって言ってるのかな?でも時雨くんは心配だし、それに指輪からは何の気配も感じ取れなかった、、、)
私がよく占いに使っている手作りのカードを机の引き出しから取り出し、机に並べる。
カードの数は全部で十枚。
太陽、月、幻、水、糸、影、風、火、花、迷。
カードをよく混ぜて、真ん中に横並びで三枚、それの上にも三枚、真ん中の下にも三枚、横並びで置き、余った一枚を手元に置いておく。
「我が前に立ちはだかる者の真の姿を表せ、、、」
パラパラパラ。カードが音をたてる。
音が静かになって、目を開けた。
手元に置いてあるカードをめくると風。
風は伝達や近付くという意味を持っている。
『よし、真ん中の三枚のカードをめくってみるか』
カードをそっとめくると月、糸、影。
月は憑き物やいわゆる『影の気』など、糸は操り、影は力試しを、それぞれ表す。
(このカードから連想出来て、迫り来るもの、、、)
『予想通りって言ったら予想通りだな』
「何で?」
『まぁ、、、色々とな。それより、彼奴と接触する時は警戒した方が良い』
「え、うん。分かった」
占い結果から連想出来るもの、憑き物関連っていうのは確かなんだけど、、、。
倒れた日から時雨くんは私と関わらなくなった。憑き物退治にも参加しないし、、、どうしたんだろう?
「てことで、占ってみるね!」
『お、おぉ、、、』
(兄さま、こんなことで占うなって言ってるのかな?でも時雨くんは心配だし、それに指輪からは何の気配も感じ取れなかった、、、)
私がよく占いに使っている手作りのカードを机の引き出しから取り出し、机に並べる。
カードの数は全部で十枚。
太陽、月、幻、水、糸、影、風、火、花、迷。
カードをよく混ぜて、真ん中に横並びで三枚、それの上にも三枚、真ん中の下にも三枚、横並びで置き、余った一枚を手元に置いておく。
「我が前に立ちはだかる者の真の姿を表せ、、、」
パラパラパラ。カードが音をたてる。
音が静かになって、目を開けた。
手元に置いてあるカードをめくると風。
風は伝達や近付くという意味を持っている。
『よし、真ん中の三枚のカードをめくってみるか』
カードをそっとめくると月、糸、影。
月は憑き物やいわゆる『影の気』など、糸は操り、影は力試しを、それぞれ表す。
(このカードから連想出来て、迫り来るもの、、、)
『予想通りって言ったら予想通りだな』
「何で?」
『まぁ、、、色々とな。それより、彼奴と接触する時は警戒した方が良い』
「え、うん。分かった」
占い結果から連想出来るもの、憑き物関連っていうのは確かなんだけど、、、。