「真央って好きな人いるの?」
「いないよ、、、?」
昼休み、鈴音と一緒にお弁当を食べていたら、好きな人を聞かれた。
「鈴音はいるの?」
鈴音は分かりやすく顔を赤らめた。
「玲央くんが、、、」
兄さまの名前が出てきて、いちごミルクを吹き出してしまいそうになった。
聞けばあの占いの件以来、兄さまのことが好きになってしまったらしい。
「玲央くんが心理学?バーナムなんとかを解説してくれている時とか格好良くて、もうキャーってなって」
「きゃ、、、キャー?」
恋愛とか無縁だったからよく分からない。
「好きになっても良い?」
今まで見たことがない真剣な眼差しで私を見る鈴音。
「え、、、」
鈴音との関係を悪くしたくない。
でも、何だか嫌だ、、。兄さまの気持ちを尊重しなくてはいけないのに、、、兄さまが離れて行っちゃうと考えると、寂しい。
『くだらねぇ、、、』
兄さまは少し不機嫌?
「兄さまと変わった時ってわかりやすいの?」
「真央は右目を前髪で隠していて口調も優しい。玲央くんは目隠れなしで口調が荒い。そこも良いんだけどね!」
(楽しそう、、、)
でも少しだけ、本当に少しだけ、何だか心がモヤモヤする。何でだろう?
「いないよ、、、?」
昼休み、鈴音と一緒にお弁当を食べていたら、好きな人を聞かれた。
「鈴音はいるの?」
鈴音は分かりやすく顔を赤らめた。
「玲央くんが、、、」
兄さまの名前が出てきて、いちごミルクを吹き出してしまいそうになった。
聞けばあの占いの件以来、兄さまのことが好きになってしまったらしい。
「玲央くんが心理学?バーナムなんとかを解説してくれている時とか格好良くて、もうキャーってなって」
「きゃ、、、キャー?」
恋愛とか無縁だったからよく分からない。
「好きになっても良い?」
今まで見たことがない真剣な眼差しで私を見る鈴音。
「え、、、」
鈴音との関係を悪くしたくない。
でも、何だか嫌だ、、。兄さまの気持ちを尊重しなくてはいけないのに、、、兄さまが離れて行っちゃうと考えると、寂しい。
『くだらねぇ、、、』
兄さまは少し不機嫌?
「兄さまと変わった時ってわかりやすいの?」
「真央は右目を前髪で隠していて口調も優しい。玲央くんは目隠れなしで口調が荒い。そこも良いんだけどね!」
(楽しそう、、、)
でも少しだけ、本当に少しだけ、何だか心がモヤモヤする。何でだろう?