「待ってください!あのあやかしはもう、戦う力なんて残っていません!これ以上傷つけるのは止めてください!!」
「なぜ止める?お前に危害を加えようとしたあやかしだぞ?あやかしは人間を恨んでいる。命を奪う者もいる。それを野放しにするつもりか!?」
このあやかしの言葉にも一理ある。私を傷つけようとした。あなたにも傷つけた。助ける理由なんて無いはず。
けど、私はこの世界のルールを許さない。どんな理由があっても、傷つける理由にはならないから。
「私があのあやかしの代わりにあなたの攻撃を受けます。それであなたが納得するなら構わず打ってください!」
「お前は何を言っている?そうまでして助けたい理由はなんだ?人間のお前に何ができる?」
「人間とかあやかしとか関係ない。私はただ、誰か傷つくのを黙って見てられないだけです。さぁ、早く!構わず打ってください!」
この行動に迷いなんてなかった。あやかしを守りたい。ただ一心にそう思ったのだ。
「ニンゲン…。止めてくれ!黒いあやかし。撃つなら我だ!我を撃て!!」
大あやかしは大きく手を広げて私を守ろうと必死に抗議する。私は止めたが、大あやかしの気持ちは変わらなかった。
「ダメー!」
私が叫ぶと再びお守りが光を放ち、天へと昇る。黒い雲を消し、空には青空が広がる。
「雲が…!」
「俺の力が、消えた…?」
「なぜ止める?お前に危害を加えようとしたあやかしだぞ?あやかしは人間を恨んでいる。命を奪う者もいる。それを野放しにするつもりか!?」
このあやかしの言葉にも一理ある。私を傷つけようとした。あなたにも傷つけた。助ける理由なんて無いはず。
けど、私はこの世界のルールを許さない。どんな理由があっても、傷つける理由にはならないから。
「私があのあやかしの代わりにあなたの攻撃を受けます。それであなたが納得するなら構わず打ってください!」
「お前は何を言っている?そうまでして助けたい理由はなんだ?人間のお前に何ができる?」
「人間とかあやかしとか関係ない。私はただ、誰か傷つくのを黙って見てられないだけです。さぁ、早く!構わず打ってください!」
この行動に迷いなんてなかった。あやかしを守りたい。ただ一心にそう思ったのだ。
「ニンゲン…。止めてくれ!黒いあやかし。撃つなら我だ!我を撃て!!」
大あやかしは大きく手を広げて私を守ろうと必死に抗議する。私は止めたが、大あやかしの気持ちは変わらなかった。
「ダメー!」
私が叫ぶと再びお守りが光を放ち、天へと昇る。黒い雲を消し、空には青空が広がる。
「雲が…!」
「俺の力が、消えた…?」


