「橙花、大丈夫か?ケガはないか?」
「大丈夫です。菖さん、瑞紀さん、ありがとうございます」
消耗してまだ自由に動くことが出来ない身体を菖さんは離さないで支えてくれていた。
『見事だ。さすがは北条菖。北条家の次期当主なだけある』
安心したのもつかの間。異能の発生源が消えたところから怪しげな声が聞こえてきた。再び黒いモヤが1箇所に集まっていく。
この声って夢の…!?
「誰だ!?姿を現せ!!」
「あやめさん、にげて…!」
「橙花?」
限界まで消耗した私の身体は身の危険を最大限まで感じていた。
「菖、瑞紀、気をつけろ。声の主はお前たちでは太刀打ち出来ほどの強者だ。人間の娘を連れて早く屋敷を出ろ!」
当主は声を荒らげた。私たち3人にそれほど身の危険が迫っているという警告。
「当主も早く!」
「屋敷を守るのが主の務めだ!私のことはいい。お前たちは娘を護れ!!」
璃央さんは鶯色の着物の袖から扇子を取り出した。開いて異能の力を集中させ、声の方向を目掛けて放つ。
『くくっ。これが北条家当主の力か。だか…』
異能は弾かれた。菖さんと瑞紀さんは待ち止まり参戦しようとするも、再び放たれた璃央さんの異能で止められる。
「お前たち来るなっ!!この者、実体がない!」
実体がないってどういう事…!?
「大丈夫です。菖さん、瑞紀さん、ありがとうございます」
消耗してまだ自由に動くことが出来ない身体を菖さんは離さないで支えてくれていた。
『見事だ。さすがは北条菖。北条家の次期当主なだけある』
安心したのもつかの間。異能の発生源が消えたところから怪しげな声が聞こえてきた。再び黒いモヤが1箇所に集まっていく。
この声って夢の…!?
「誰だ!?姿を現せ!!」
「あやめさん、にげて…!」
「橙花?」
限界まで消耗した私の身体は身の危険を最大限まで感じていた。
「菖、瑞紀、気をつけろ。声の主はお前たちでは太刀打ち出来ほどの強者だ。人間の娘を連れて早く屋敷を出ろ!」
当主は声を荒らげた。私たち3人にそれほど身の危険が迫っているという警告。
「当主も早く!」
「屋敷を守るのが主の務めだ!私のことはいい。お前たちは娘を護れ!!」
璃央さんは鶯色の着物の袖から扇子を取り出した。開いて異能の力を集中させ、声の方向を目掛けて放つ。
『くくっ。これが北条家当主の力か。だか…』
異能は弾かれた。菖さんと瑞紀さんは待ち止まり参戦しようとするも、再び放たれた璃央さんの異能で止められる。
「お前たち来るなっ!!この者、実体がない!」
実体がないってどういう事…!?


