着物の袖に入れていたお守りを取り出してじっと見つめる。
私をここに導いたのはこのお守りなのか。
それとも…
「あの声…」
水龍神社で一瞬だけ聞こえてきた、あの声の主がその理由を知っているのか。気のせいだと思っていた。風の音とか、何か別のものかもしれない。
あまり深く考えていなかったけど、今朝みた夢の中で同じ声を聞いた。あんなに悲しいくて不安になるような夢は初めてだった。
青空が広がった時、負の感情が消えていった感覚は夢でもしっかりと覚えている。あれは温かいものだった。
お守りをもう一度見つけ、ギュッと手の中に収めた。それを胸に当てて立ち上がった時だった。
突然、経験したことのない頭痛が私を襲ってきた。頭を抱えてその場に膝をついてしまう。
何?!この痛み!?頭が割れそう…。
次の瞬間、部屋の空気が変わった。重く、歪んでいる。目眩のような症状が現れ、身動きが取れなくなってしまう。
「うわぁぁぁ!!」
耐えきれずに声を上げた。それに気づいた屋敷の誰かがこちらに向かってきている。
「橙花!!」
「あ…やめさん……?」
異変に気づいた菖さんと戻ってきていた瑞紀さんが来てくれた。菖さんはすぐに私の方に駆け寄り、身を自分の方に引き寄せる。
私をここに導いたのはこのお守りなのか。
それとも…
「あの声…」
水龍神社で一瞬だけ聞こえてきた、あの声の主がその理由を知っているのか。気のせいだと思っていた。風の音とか、何か別のものかもしれない。
あまり深く考えていなかったけど、今朝みた夢の中で同じ声を聞いた。あんなに悲しいくて不安になるような夢は初めてだった。
青空が広がった時、負の感情が消えていった感覚は夢でもしっかりと覚えている。あれは温かいものだった。
お守りをもう一度見つけ、ギュッと手の中に収めた。それを胸に当てて立ち上がった時だった。
突然、経験したことのない頭痛が私を襲ってきた。頭を抱えてその場に膝をついてしまう。
何?!この痛み!?頭が割れそう…。
次の瞬間、部屋の空気が変わった。重く、歪んでいる。目眩のような症状が現れ、身動きが取れなくなってしまう。
「うわぁぁぁ!!」
耐えきれずに声を上げた。それに気づいた屋敷の誰かがこちらに向かってきている。
「橙花!!」
「あ…やめさん……?」
異変に気づいた菖さんと戻ってきていた瑞紀さんが来てくれた。菖さんはすぐに私の方に駆け寄り、身を自分の方に引き寄せる。


