…と思って隣を見てみると、陽葵は気持ちよさそうに僕の鞄を枕にして眠っていた。
てっきり本を読んでいるのを邪魔してきそうなタイプだと思っていたけど、気を遣ってくれたのかもしれない。
気持ちよさそうに眠っているしこのまま寝かせといてあげたいけど、僕もそろそろ帰らないと。
「ひま…」
陽葵を起こそうとして、ふと陽葵のそばに日記帳のようなものが落ちていることに気づく。
気になってその日記帳を手に取る。
表紙には“15歳の陽葵”という題名が書かれていて、それが陽葵のものだと主張していた。
勝手に人の日記を盗み見るなんてダメだとわかっていたけど、陽葵が日記なんてまめにつけている人だと思えなくて、どうせ三日分くらいしかないんだろうと思わず中を開いていた。
だけど僕の予想とは全く反していて、陽葵の日記帳にはびっしりと文字で埋め尽くされていた。
てっきり本を読んでいるのを邪魔してきそうなタイプだと思っていたけど、気を遣ってくれたのかもしれない。
気持ちよさそうに眠っているしこのまま寝かせといてあげたいけど、僕もそろそろ帰らないと。
「ひま…」
陽葵を起こそうとして、ふと陽葵のそばに日記帳のようなものが落ちていることに気づく。
気になってその日記帳を手に取る。
表紙には“15歳の陽葵”という題名が書かれていて、それが陽葵のものだと主張していた。
勝手に人の日記を盗み見るなんてダメだとわかっていたけど、陽葵が日記なんてまめにつけている人だと思えなくて、どうせ三日分くらいしかないんだろうと思わず中を開いていた。
だけど僕の予想とは全く反していて、陽葵の日記帳にはびっしりと文字で埋め尽くされていた。