「委員長」
放課後、雑用をしながら友達と楽しそうに話していた学級委員長に、恐る恐る話しかける。
「…丹波くん?どうしたの?」
「あ、いや、昨日はあんな態度取ってごめん…。それで係なんだけどさ、実行委員まだいなかったら僕がやってもいいかな?」
委員長は驚いたように目を丸くしていた。
「まだ誰もいなかったから助かるけど…急にどうして?丹波くん、そういうの率先してやるタイプじゃないでしょ?」
「そうだけど、たまにはやってみるのもいいかなって思ったんだ。変わり映えのない毎日じゃつまらないから。そうすれば、明日が楽しくなるかなって思って」
委員長はまだよくわかっていないみたいで、不思議そうに首を傾げていた。
僕は、決めたんだ。続いていく明日を少しでも楽しくして、次に陽葵に会った時には笑顔で再会できるように。
そんな明日を作っていくんだって。
放課後、雑用をしながら友達と楽しそうに話していた学級委員長に、恐る恐る話しかける。
「…丹波くん?どうしたの?」
「あ、いや、昨日はあんな態度取ってごめん…。それで係なんだけどさ、実行委員まだいなかったら僕がやってもいいかな?」
委員長は驚いたように目を丸くしていた。
「まだ誰もいなかったから助かるけど…急にどうして?丹波くん、そういうの率先してやるタイプじゃないでしょ?」
「そうだけど、たまにはやってみるのもいいかなって思ったんだ。変わり映えのない毎日じゃつまらないから。そうすれば、明日が楽しくなるかなって思って」
委員長はまだよくわかっていないみたいで、不思議そうに首を傾げていた。
僕は、決めたんだ。続いていく明日を少しでも楽しくして、次に陽葵に会った時には笑顔で再会できるように。
そんな明日を作っていくんだって。