「清夏だって私がパンケーキとった時、凄い顔赤かったくせに!」
痛い攻撃を食らう。
確かに紅潮していたと思う。
俺も冷房のかかっている店にもかかわらず、顔を中心に熱かった。
今度は俺が何も言えない番だ。
「清夏が私に顔赤いだなんて言えないんだから!」
「はい……すみませんでした」
今回の言い合いは俺の勝ちかと思いきや、大空は毎度毎度痛い所をついて形勢逆転。
また負けた。
「罰として、パンケーキもう一口ちょうだい」
「最後の一口だけど」
「駄目なの?」
そんなつもりはないんだろうけれど、圧を感じる。
ここであげなきゃ多分機嫌悪くするだろう。
「どうぞ」
乱暴に頬張ったが、パンケーキの美味しさに怒りが和らいだのが分かった。
「美味かった」
「うん。大満足」
「じゃあ、帰るか」
「あ、ちょっと待って」
大空が店員呼び出し用のベルを鳴らした。
店に入っていた時に対応してくれた男性の店員が来て用件を聞く。
「すみません。朔凪さんを呼んでもらえますか」
驚いた顔をしながらも急いで呼びに行く店員。
痛い攻撃を食らう。
確かに紅潮していたと思う。
俺も冷房のかかっている店にもかかわらず、顔を中心に熱かった。
今度は俺が何も言えない番だ。
「清夏が私に顔赤いだなんて言えないんだから!」
「はい……すみませんでした」
今回の言い合いは俺の勝ちかと思いきや、大空は毎度毎度痛い所をついて形勢逆転。
また負けた。
「罰として、パンケーキもう一口ちょうだい」
「最後の一口だけど」
「駄目なの?」
そんなつもりはないんだろうけれど、圧を感じる。
ここであげなきゃ多分機嫌悪くするだろう。
「どうぞ」
乱暴に頬張ったが、パンケーキの美味しさに怒りが和らいだのが分かった。
「美味かった」
「うん。大満足」
「じゃあ、帰るか」
「あ、ちょっと待って」
大空が店員呼び出し用のベルを鳴らした。
店に入っていた時に対応してくれた男性の店員が来て用件を聞く。
「すみません。朔凪さんを呼んでもらえますか」
驚いた顔をしながらも急いで呼びに行く店員。