もう一度頭を持たれてキスをされた。
舌が入ってきた時に秋山さんのスマホが鳴った。
秋山さんはキスをやめてスマホを見るとキャッチボールの誘いだ、行ってくると車から降りていった。
いきなりのキスに動けなかったし拒否る事も出来なかった。
それはきっと秋山さんの事が好きだからだ。
真綾は自分の気持ちに気づいた。
そして自分の口唇をそっと触っていた…
次の日も真綾の車にやって来たが後ろに乗れよと言われた。
真綾が後ろに移動するとすぐに顔が近づいてくる…
「…んっ…」
昔から遊んでるであろう秋山さんのキスはすぐに舌を入れてきて私の口の中で舌をうまく絡ませてくる。
ドラマみたいな口唇だけのキスは最初の1回だけで私の中へすぐ入ってくるのだ。
どんどんエスカレートしていく秋山さんは昼休みには真綾の車の中で過ごすようになった。
好きだけど付き合う相手ではない…
多分お互いそう思っている…
真綾の頭にはそう刻まれていた。
キスからお互いの体を触る行為まで進んでいく関係
「うっ…お前、上手すぎ、俺こんな早くイったことねーわ」
漫画の知識しかないけど…真綾は秋山さんの言う通りに気持ちよくさせることが出来ているようだ。
でもお互いが気持ちがいいし、心地よい
真綾には初めての事だらけだったが今まで彼氏がいなかった事は言わなかった。