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夢を叶えるために海外に渡ることを決めた杜真はから届いたメッセージは、遠距離はやめておこう。 別れの予感はしていても、好きだから、別れたくないからと気付かないフリをしていたりん思いが、じわじわと心に沁みて、気付けばりんと同化していました。 それほどまでに、心理描写が秀逸でした。 一行も、一文字も読み飛ばせない物語。 じっくりと物語の世界観にのめり込んでいく感覚が味わえます。 この物語が終わるときには、終わることを寂しく感じるほど。 いつまでも、この世界に浸っていたいと思いました。