- 作品番号
- 1726147
- 最終更新
- 2024/06/07
- 総文字数
- 5,877
- ページ数
- 1ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 4
- ランクイン履歴
-
青春・恋愛48位(2024/06/19)
普通な私は、きみの特別になりたかった。
- あらすじ
- 修学旅行の夜。宿を抜け出してひとり、海沿いで鼻歌を口ずさむ美羽の元へ幼なじみの想い人、洸太が現れて──。
この作品の感想ノート
感想ノート、失礼します。
恋愛が発展していくのが王道であろう修学旅行の夜、なんとも切ないやり取りに胸が締め付けられました。
美羽と洸太の距離感が、好きあっているからではなく、幼なじみだから、という理由なのが、本当に切なくて残酷で。
洸太が海に落とされたとき、私も少しだけざまあみろ、と思っていました……
でも、美羽はきっと、ストレートにそうは思っていなくて。
複雑な心情を覆い隠すような“ざまあみろ”だなと感じました。
また、海の中で笑う洸太を見て、その顔が好きなんだと、またさらに好きになってしまって、叶わない恋に苦しんでいるように見えました。
これから先、諦めて次の恋に進むのか、それとも洸太との関係性に変化が訪れるのかはわかりませんが、美羽が洸太のことで鼻歌を歌うことが減るといいなと思いました。
素敵な物語を、ありがとうございました!
碓氷澪夜さん
2024/07/01 08:30
いうさんの作品、読ませていただきました。
まず、主人公が夜の海を散歩しているというシュチュエーションが、特別感があって素敵でした。私がそんな状況に憧れている、と言うこともありますが☺️
主人公はきっと、とても苦しかったでしょう。けれど、思い切った行動でラストは少しは清々しい気分になったと思います。大胆な行動に、正直驚きもしました。
タイトルとラストがリンクした時、なんとも切ない物語だと感じました。
主人公がこれから鼻歌を歌わなくていいようになることを願います。
素敵な物語をありがとうございました。
葉名月 乃夜さん
2024/06/11 18:13
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