昼休みに歩美に呼ばれた。


「これ……」

「何?……えっ、もしかして結婚式の招待状?」


「うん」


「やだ、決まってたなら教えてよ〜」


「急だったから、ごめんね」



もしかしてデキ婚?とか想像



とりあえずお礼を言って午後の仕事をした。



買い物を済ませて家に帰り招待状を開ける。




ん?横浜で披露宴なんだ、へぇ〜、都内で挙げるのかと思ってた。



5月にするのか……



急じゃないから妊娠じゃなさそうね、服どうしようかな……



飲み会が終わりいつもの様に奏多はうちに来た。




「昼まで寝るから」と言って今日はすぐに寝てしまった。




昨日も遅かったし寝不足だから仕方がない。




次の日、午前中のうちに買い物に行こうと近くのスーパーへ行き料理を始める。



唯菜は料理が好きで休みの日にはちょっと時間がかかる料理も作る。




今日は奏多が寝てるので、ゆっくり料理に没頭した。



付き合い始めてから奏多は炊飯器も買ってきてくれた。



色々機能もついていて、多分高いと思うけど、唯菜のご飯が好きと言われてたくさん食べるからと……


付き合うきっかけもスープだったし、私はもしかして奏多の胃袋を掴んだのかもしれないと思う




「出来た〜」




ラップをして夜に置いておく。


昼には奏多を起こしてパスタですます。




昼からも奏多はゴロゴロしていて1日が終わった。



たっぷり寝た奏多はご機嫌だった。