式の席も富田くんが3人女子と一緒になるって金城くんに相談したら唯菜の隣でいいって言ったからきっと付き合ってるよねって2人で話してたのと言われた。



唯菜は相手は金城くんと歩美には正直に言った。





仕事が終わりマンションに帰ると奏多が先に帰っていた。


「どうしたの?早くない?」



「早いだろ(笑)」



奏多はお米を研いでいた。




「今日の6時指定で荷物が届くから速攻で日報を書いて帰ってきた」


「はぁ、奏多は……そういう事を言ってんの、朝言っといてくれたら私が受け取るし」




「あっ、そうだな、ごめん」




月末じゃなかったら大抵は帰れる、今日は買い物をして帰ったから6時を過ぎたけど奏多よりは全然早く帰れるのだ。



荷物を置いて着替えに寝室に行った。



奏多とはもっと話さなきゃ、2人でまったり過ごすことが多いから会話がなくても平気だったけどまずは彼女の事からだな……



寝室をでてダイニングに行くと奏多はいなかった。



コンコンと奏多の部屋をノックして入るとダンボールを開けていた。



「あっ……」



「荷物開けてたの?何?」




ダンボールを覗くとプラモデルが入っていた。



「サブスクでプラモデルを買っていて……」



「へぇ、そんなのもサブスクであるの」



「うん」




だから自分の部屋が欲しかったのね



「別にいいと思うよ」



「ありがとう」



ホッとしたようだった。



ん?


あれ?