音のち君

青春・恋愛

まなみん/著
音のち君
作品番号
1726036
最終更新
2024/06/28
総文字数
7,903
ページ数
1ページ
ステータス
完結
いいね数
57
ランクイン履歴

総合36位(2024/06/11)

青春・恋愛19位(2024/06/10)

ランクイン履歴

総合36位(2024/06/11)

青春・恋愛19位(2024/06/10)

夜の公園に、ギターの音が鳴り響く。
大好きな曲に乗せて、想い奏でる――。
あらすじ
主人公の麻生 音里(あそう おと)は、真夜中に音楽を聴くのが趣味だった。

最近お気に入りの失恋ソングを聴きながら夜道を歩いていると、同じような趣味の高槻 今宵(たかつき こよい)に出会った。

今宵はギターを持っていて、歌詞作りをしていると知った音里。
お気に入りの失恋ソングを聴きながら今宵と話しているうちに、だんだん気持ちが芽生えていって――。

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この作品の感想ノート

感想ノート、失礼します。
好きな曲の歌詞と同じように進んでいく物語は、とてもロマンチックに感じました。
恋心を知らないから、曲と重ねて恋を自覚していくのもまた、新しいですね。
そしてこれは創作者だからわかることなのかもしれませんが、自分の複雑な心境、やりきれない思いを作品という形にすることで昇華することができる。
今宵も同じなのかはわかりませんが、きっと、今宵の中ではその思いに区切りがついている。
だから、音里の努力次第では、この恋の物語は失恋という結末にはならないのではないかと思いました。
二人には早く再会してもらって、素敵な恋の音を奏でてほしいですね。
素敵な物語を、ありがとうございました。

2024/06/28 13:47

お疲れ様です。
僭越ながら感想を残させて頂きます。

「音のち君」という歌に導かれるようにして、出会う2人。

歌詞とリンクして進んでいく模様が、ドラマチックで素敵でした。

今宵の失恋の相手otoと同じ名前の響きを持つ音里が、自らの失恋を綴った歌詞を好きと言ってくれる、そんな今宵の歌詞に消化した苦い思いを、同じ響きを持つ出会いが浄化していく。

そんな、奇跡めいた一夜の物語は、とても綺麗に映りました。

また、「音のち君」のタイトルも、音(oto)に向けた恋が終わった後の、君(音里)との出会いを表しているようで、お見事だなと思いました。

真夜中一時の失恋の歌が導く、真夜中一時の恋の予感を綴った素敵な物語でした。

素敵なお時間をありがとうございました。

これからもご無理のない範囲での活動、頑張って下さい🍅

2024/06/06 13:59

この作品のひとこと感想

すべての感想数:19

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