カランカランッ━━━━━━━━━。

空が赤色に染まり出したころ、鈴の音が静かな神社に鳴り響いた。

『明日世界が滅びますように。』


1人の少女はそう呟いた。


『面白いことを言う子だね』


少女が振り返ると若い男の人が微笑んだ顔で立っていた。




それが出逢いだった━━━━━━━━━━━━━━━。