どうやらこの恋はきれいらしい

青春・恋愛

鈴谷なつ/著
どうやらこの恋はきれいらしい
作品番号
1724121
最終更新
2024/05/07
総文字数
16,738
ページ数
1ページ
ステータス
完結
いいね数
8
ランクイン履歴

総合67位(2024/05/21)

青春・恋愛19位(2024/05/19)

ランクイン履歴

総合67位(2024/05/21)

青春・恋愛19位(2024/05/19)

短編小説コンテスト「マイノリティ×出会い」
応募作品です。
あらすじ
好きになった人は、同性でした。

男友達を好きになってしまい、悩んでいる蓮。
そんな蓮のもとに、売り出し中の若手女優、美月が声をかけてくる。

「あなたの恋を、役作りの参考にさせてくれない?」

この作品のキーワード

この作品のレビュー

この作品には、まだ投稿されていません。

この作品の感想ノート

自分が普通ではないと受け入れ、さらにその想いが“醜いもの”だと決めつけてしまっていた蓮には、美月の言葉が響いたんだろうなと思いました。
蓮の佇まい、雰囲気、そして心情。
そのどれもが丁寧に表現されていて、想像する中でも美しいと感じたのですから、実際に見かけていた美月は、もっと美しいと感じたのだろうなと思いました。
彼らの関係が特に進展することなく高校生活が終わったときには、どうなるのか予測できませんでしたが、映像を通して、美月の言葉を証明するなんて、私には思いつかない展開でした。
蓮の想いが報われる日は、遠いのかもしれない。
だけど、自分の恋が美しいと気付いた蓮は、きっと穏やかに笑えていることと思います。
素敵な物語を、ありがとうございました!

2024/05/30 16:00

お疲れ様です。
僭越ながら、感想を残させて頂きます。

恋愛にはいろいろな形にがある。それは理解していても、まだまだ、全てが受け入れられているとは言えない世界。

そういった世界も相まって、自分自身ですら、その恋に正しさを見出だせずに、醜くすら思えてしまう。

届けられず、誰にも知られる事は許されないと、自分の中で消化しきれないからこそ、自分自身を痛め続ける事しかできない。

しかし、美月の言葉ひとつ。綺麗な恋。どんな形であろうと、純粋に相手をおもんぱかるその気持ちが、汚いはずもなく、そんな澄んだ心を濁す事なく持ち続けた蓮の恋が、紛うことない本当の恋であり、そういう気持ちを大切にしたいと思える作品でした!✨

映画を通じて、咲夜にも間接的に伝わった想いと、咲夜の本心と、真っ直ぐに蓮を肯定し続けた美月。

全てが綺麗に絡まり、爽やかで眩しいとても素敵な作品でした!

素敵なお時間をありがとうございました!

これからも無理のない範囲での活動、頑張って下さい!🍅

2024/05/14 21:36

この作品のひとこと感想

すべての感想数:6

この作品をシェア

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

pagetop