「……そう。けど、人として生きるには、恋人が吸血鬼なんて不便だよ。もうここで、俺のことを忘れるんだ。君の血は本当に、甘くて最高だった」 「待って! 私……」 「まゆちゃん。好きだよ……だから、ここでお別れしよう。さよなら」