2019年の夏、病気になりました。

難病指定されている「潰瘍性大腸炎」です。

体調不良が続いて、病院に行っても原因不明のまま。大きな病院で検査した結果、潰瘍性大腸炎だと診断されました。

ここから非日常の生活が始まりました。

約4年間、治療も上手くいかず、退院しても1ヶ月も経たないうちにまた入院なんてのもありました。毎回入院期間がどんどん伸びて不安もどんどん大きくなっていきました。
途中で脳の病気にもなりました。多発性硬化症の"疑い"です。

4年間の中で何度も治療を変え、セカンドオピニオンもしました。

私の中学校生活は病気のせいで3年間まるごとなくなりました。

友達がほしい。
友達と遊びたい。
みんなみたいに遊びたかった。
美味しいものたくさん食べたい。
いろんなところに行きたい。
周りが羨ましい。
なんで自分なのか。
どうしてこうなるのか。
誰も理解してくれない。
泣いても意味がない。

私の青春はなくなりました。この頃は入院ばかりだったので高校もまともに行けるか分からなかったからです。


病気のこと、みんなみたいに日常生活ができないことがすごくしんどかったです。

私は「もう中学生だから」「もう高校生だから」この言葉が本当に大嫌いです。

辛さ、苦しさに年齢なんて関係あるか?



約4年間たくさんの選択をして行動をしました。
そして2023年、やっと寛解することができました。

現在高校2年生です。
高校受験も頑張り、休むこともあるけどちゃんと通えています。
元の日常も取り戻しつつあります!!

成長したぶん、考えること、落ち込むこと、泣くことが多くなったけどずっと引きずるのではなく、その辛さが逆に前向きにできるようにもなりました。

よくあの時別の選択をしていたら。行動していなかったら。と考えます。

あの4年間の体験を得て、今では思い切って行動することを少しずつ克服できるようになりました。やりたいこともたくさんでてきました。

本当に貴重な体験をした4年間でした。