ずっと桜は灰色だった

青春・恋愛

月都七綺/著
ずっと桜は灰色だった
作品番号
1721702
最終更新
2024/04/06
総文字数
6,978
ページ数
9ページ
ステータス
完結
いいね数
9


桜色が灰色に見える病=灰桜症候群。
桜を知らない少女は、初めて春の色を知る。




表紙:ノーライトコピーガール様のフリーイラストよりお借りしています。

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この作品の感想ノート

春の象徴とも言える、桜。
その壮大な美しさは、青空に映える薄い桃色が1つの要因と言っても過言ではないでしょう。
皆が当たり前に認識し、感動する春を、感じることができない。
それは春を嫌いになっても仕方ないよな、と思いながら物語を読み進めていました。
美しいとは言いきれない“灰色”の桜。
皆とは違うことにより、春だけでなく自分自身まで嫌いになりかけていた彩芽を救った灰木くんの言葉は、とても素敵でした。
同じ世界は見えていない。
だけど、感じ方は同じで。
それがどれだけ彩芽を救ったのだろうと思うと、同じ価値観を抱く人の大切さを感じました。
灰色に見えてしまう彩芽の世界が、これから彩られていきますように。
素敵な物語を、ありがとうございました!

2024/05/09 15:32

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