「いただきます」
外の飲食スペースで買った和菓子を食べていた。
私と洸は三色団子のいちばん上をひとくち。
『美味しい!』
「何本でもいけるな」
「うん!美味しいね」
目の前のスペースに和貴、奏斗、潤が三人並んで和菓子を広げていた。
「俺、これ」
「潤は?」
「んー」
奏斗は迷ってるふたりの隣で最中を頬張った。
普段、無表情が多い彼も好きな和菓子の前では満面の笑みだ。
優しくて子供っぽい笑顔で癒されるなあ。
「ずっとこのままがいいな」
「洸?」
「あー、ごめん。言い方悪かったよな」
そう言って困ったように笑う。
「綾が病気で倒れてから、俺たちもバラバラになってたんだ」
私の胸がヅキっと痛んだ。
「でも綾は戻ってきた。あいつらもまた笑うようになった。それだけで俺は嬉しくて幸せなんだ」
「私も五人で居られるだけでずっと幸せだよ」
「また色んな場所に行こうぜ。五人で」
私が頷くと、洸は嬉しそうに笑う。
心の中で何度も謝る。
ごめん、ごめんね。
これから何度も繰り返すのだろう。
私の身体が限界を迎えて、この嘘を隠しきれなくなる日まで。
いや、この命が終わるその時まで。
外の飲食スペースで買った和菓子を食べていた。
私と洸は三色団子のいちばん上をひとくち。
『美味しい!』
「何本でもいけるな」
「うん!美味しいね」
目の前のスペースに和貴、奏斗、潤が三人並んで和菓子を広げていた。
「俺、これ」
「潤は?」
「んー」
奏斗は迷ってるふたりの隣で最中を頬張った。
普段、無表情が多い彼も好きな和菓子の前では満面の笑みだ。
優しくて子供っぽい笑顔で癒されるなあ。
「ずっとこのままがいいな」
「洸?」
「あー、ごめん。言い方悪かったよな」
そう言って困ったように笑う。
「綾が病気で倒れてから、俺たちもバラバラになってたんだ」
私の胸がヅキっと痛んだ。
「でも綾は戻ってきた。あいつらもまた笑うようになった。それだけで俺は嬉しくて幸せなんだ」
「私も五人で居られるだけでずっと幸せだよ」
「また色んな場所に行こうぜ。五人で」
私が頷くと、洸は嬉しそうに笑う。
心の中で何度も謝る。
ごめん、ごめんね。
これから何度も繰り返すのだろう。
私の身体が限界を迎えて、この嘘を隠しきれなくなる日まで。
いや、この命が終わるその時まで。



