「ねぇ。水草君。君はなんでここにいたの?」
「それは、この道を通ると高校から家までの近道なんだよ。月島さんこそなんでいるんですか?」
「あーそれは少し迷って…変なところに…」
「そしてチンピラたちに絡まれたんですね?容姿が容姿だから。」
「うっ」
私の容姿は、少し茶色の髪の毛を2つに結んで、瞳は焦茶(こげちゃ)だ。
そういう水草君だって髪の毛は地毛なのに金に近い茶色で瞳は赤がかった茶色。そして眼鏡をかけてる。水草君の方が目立つもん
「月島さん。もう遅いし帰ったらどうですか?」
「え?今何時?」
「午後7時ですけど…」
「やばいっ帰らなきゃ。」
「送ってあげますよ」
んん?
「勘違いされるから大丈夫。」
「わかりました。何かあったら連絡、教えてください。」
そう言ってメールアドレスを教えてきた
「うん。わかった。」